
湖南工業団地協会 設立50周年
湖南工業団地協会 会長挨拶
湖南工業団地協会は高度経済成長期の京阪神から進出してきた各企業が昭和43年(1968年)に前身の「進出企業連絡会」として発足し、昭和50年(1975年)「社団法人湖南工業団地協会」が設立認可されました。同時に工場排水等を測定するための排水管理センターを単独で新設し2年後には計量した結果を公的に証明できる「環境計量証明事業所」の認可を受けました。公益法人制度改革により改めて認定を受け、平成25年(2013年)「公益社団法人湖南工業団地協会」となり、設立当初より、工業団地であるからこそ環境問題にいち早く対応し、“きらめく水 きれいな大気を 未来に”をモットーに会員事業所と共に歩んできたことが公益事業として認められたと自負しております。
時は流れ、時代の変化は大きく、産業構造の高度化は進みましたが、それに伴い、技能の継承の不足、雇用形態の多様化等、環境問題以外にも企業は多種多様な問題を抱えております。協会には多岐にわたる業種や事業分野に強みを持つ会員企業が属しており、協会としてそれぞれ一歩踏み込んだ形での情報交換、事業展開を目指しております。もう一つの協会の柱として、安全衛生活動があり、異業種の会員企業が相互に安全巡視をしながら指摘、改善を繰り返し、労働災害が全国平均を下回るようになっております。
これらの取り組みが湖南工業団地協会の50年を支えてきたものであり、諸先輩方の努力のたまものであると感謝しております。また湖南市をはじめ関係諸団体や関係諸官庁が共に発展するために切磋琢磨した結果が設立50周年をむかえることに繋がっているものであると痛感しているところであります。この歴史ある湖南工業団地協会を次の世代に繋げていく義務を強く感じていると同時に、新しい時代を見据えた工業団地の在り方を模索しながら共に発展していくことを切に望んでおり、その役割を果たしていきたいと考えております。設立50周年の節目をしっかりと振り返り、次の50年に繋げていくためにも会員企業皆様と共に歩んでまいりたいと考えております。
令和7年10月
公益社団法人湖南工業団地協会
会長 奥村 伸一

MOVIE
湖南工業団地協会 過去・未来についてのインタビュー動画
湖南工業団地協会の設立50周年を記念し、
第11代会長・奥村伸一氏、第10代会長・中作佳正氏、第9代会長・甲斐切稔氏の3名に、「湖南工業団地協会の過去と未来」をテーマにお話を伺いました。
半世紀にわたり地域産業を支え、発展を続けてきた協会の歩みを振り返るとともに、これからの時代に求められる役割や、次の世代へつなぐ想いについて語っていただきました。
GALLERY
2025年10月15日(水)式典ギャラリー
公益社団法人湖南工業団地協会 設立50周年記念式典・祝賀会を開催いたしました
公益社団法人湖南工業団地協会は、設立50周年を迎え、去る10月15日、草津市のクサツエストピアホテルにおいて記念式典ならびに祝賀会を盛大に開催いたしました。
当日は、会員企業の皆様をはじめ、行政機関、関係団体のご来賓の方々にも多数ご臨席いただき、これまでの半世紀の歩みを振り返るとともに、地域社会とともに未来へ歩む新たな一歩を共有する場となりました。
式典の開場では、SAXカルテットによる華やかな演奏で皆様をお出迎えし、さらに湖南市出身のサクソフォニスト・谷口らん菜様による素晴らしい演奏が会場を包み、記念すべき節目の式典に彩りを添えてくださいました。
また、特別講演では、株式会社まち創生研究所の酒井弘様をお迎えし、「未来の共創プラットフォームに向けて」と題して、公共交通機関のこれからの姿と地域・企業が共に創る未来社会についてご講演いただきました。参加者一同、未来に向けた多くの示唆を得る貴重な機会となりました。
祝賀会では、参加者の皆様がこれまでの絆をさらに深めるとともに、次の50年に向けた更なる発展を誓い合い、盛会のうちに幕を閉じました。
当協会は、この50年の歩みを礎に、今後も会員企業と地域社会が共に成長し、より利便性の高い、持続可能なまちづくりに貢献してまいります。
引き続き、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。













