
事業紹介
地域と共に歩み成長する 環境を守るコミュニケーションの拠点
協会は、会員企業の相互連絡や研修、または行政機関や地域団体との連絡調整に努め、月1回の例会(三水会)や専門部会により、諸問題を解決しています。
共同活動の概要
1.工業排水の共同自主管理

操業企業は当初より滋賀県環境条例を上回るレベルの水質基準を確保すべく、それぞれの処理施設を設置してきました。昭和50年3月法人化を機会に協会に併設した「排水管理センター」(環境計量証明事業所<滋賀県知事登録>)により、工業団地内の全操業企業の工場排水について定期的な水質検査を義務付け、共同監視体制をしいています。
地域と共に歩み成長する 環境を守るコミュニケーションの拠点

操業する工場の排水は工業団地を流れる茶釜川より祖父川、日野川を経て琵琶湖にそそいでいます。このため、協会に付属機関として「排水管理センター」を置き、常に法定基準が守られているか工場排水を定期的に分析検査し自主管理しています。このほか、近郊の企業、河川等の水質検査も依頼により実施し周辺地域の環境公害防止に努めています。
2.地域との環境保全活動
事業所における環境保全について 情報交換・講習・研修等を実施し、レベルアップに努めています。住宅地域を含めての広域活動にも地域団体と共同で活動しています。
・会員事業所周辺地域の環境美化活動
・排水・廃液関連処理施設等の定期総点検
緑とうるおいの充実を推進する

湖南工業団地の各企業は、緑とうるおいの充実をテーマに、工場の美化・緑地運動や、毎年1回期間を定めて行う各事業所周辺の美化運動を積極的に展開し働く人々に心のやすらぎを与えています。

3.共同安全衛生活動
「労働者の安全と健康の確保」はそれぞれの企業の責務であり、企業では常時万全の対応に尽力しています。工業団地で働く人々の安全衛生問題を協会としても取り上げ、「湖南工業団地からは災害や疾病は出さない」との全体合意に基づき概ね次の如き共同安全衛生活動を展開しています。
・工業団地の年度安全衛生基本方針の設定
・全事業所による相互安全パトロ ールの実施※
・全事業所の労働災害を相互報告(類似災害の防止)
・工業団地外の優良事業場の見学研修
・健康診断の受診漏れについての協会フォロー検診(毎月2回)
※異業種企業集団の共同安全衛生活動

安全衛生部会は団地全企業の安全衛生向上を目指した専門部会であり、会員事業所全体を対象とした方針・目標を定めて取り組んでいます。昭和51年10月には部会内に「工業団地安全衛生委員会」を、昭和57年1月には同委員会に「安全衛生分科会(4グループ)」を設け、効率的な共同活動を展開してきました。
目標を実現するため安全衛生委員会は、会員事業所と構内協力会社の安全衛生責任者または担当者によって構成され、分科会による相互の安全衛生パトロールなどの分科会活動と構成事業所全員参加による全体会議(四水会)の二活動をメインに異業種混在の環境の中、災害の大幅な減少を実現しています。
4.地域での経済活動
商工会・工業会・団地協会の三者で「産業経済懇話会」を組織し、地域の産業経済発展に寄与するため各種の事業を展開しています。
