高度経済成長のまっただなか、昭和43年(1968年)、湖南工業団地は、日本住宅公団の造成により生まれました。当時、安心できる社宅用地のある西日本最大級の器に、あらゆる業種から企業規模も多様性のある、やる気に満ちた企業達が、進出しました。滋賀県、甲西地域のご協力をいただき、働く社員・企業・地域社会の安全で豊かな発展を目指して、昭和43年9月に「進出企業連絡会」が発足し、現在の「公益社団法人 湖南工業団地協会」へと、つながっております。
この協会は、工場からの排水などの自主管理をはじめとして、地域の環境保全活動や企業同士が共同して安全衛生を確認し合う活動を、半世紀のあいだ取り組み続けることで、自律した持続可能なエコシステム(生態系)を育ててきました。
令和の時代にも、この言霊が示すごとく「見事に咲き誇る花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を伸び伸びと自分らしく咲かせることができる、そうした公益社団法人湖南工業団地協会でありたい」との願いを込め、運営してまいります。
その為にも、地元の商工会・工業会をはじめとして、滋賀県・湖南市の行政当局との協力関係とご指導をいただきながら、激しい世の変化に適応し、真に公益資本主義(三方よし)を体現する企業団地づくりを進めてまいります。

令和元年皐月
公益社団法人 湖南工業団地協会
会長 中作佳正
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